SEO対策を目的としたキーワードの設定方法と見つけ方
【SEO:Search Engine Optimization】
検索エンジン最適化。Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)、Bing(ビング)などの検索結果でウェブサイトを上位に表示させる対策のこと。
SEO対策としてウェブサイトに設定するキーワードの選定は欠かせません。
インターネットを利用して何かを探す時、多くの人がGoogleやYahoo!、Bingなどの検索サイトを利用しています。インターネット利用者にウェブサイトを見つけてもらう為には、検索サイトで検索した結果に自身のウェブサイトが表示されなければなりません。そのため、キーワード選定は重要であり必須なのです。
では、キーワードはどのように決めれば良いのでしょうか?
今回は、キーワードの設定方法から見つけ方までまとめたいと思います。
※このページの内容は随時更新しています。
目次
- 目的に合わせたキーワードを設定
- 利用者が入力するキーワードを設定
- 利用者が入力するキーワードを知る
- サジェスト(オートコンプリート)とは?
- Googleトレンドとは?
- キーワードプランナーとは?
目的に合わせたキーワードを設定
検索サイトの利用者は、必ず何かしら探している状態です。では、検索サイトを使って探す「目的」とは何でしょうか?その「目的」に合わせたコンテンツを作成し、キーワードを設定することで、より検索結果に表示されやすくなるでしょう。
例えば、映画に関して探している利用者がいるとします。そうすると、予想できる目的は、
- 観る映画の情報が欲しい
- 映画を観る場所を調べたい
- 観る映画のグッズが欲しい
というようにいくつか挙げられます。
SEOを意識してページを作成する際は、利用者のどのような目的に応える内容を掲載するか。また、そのページに適したキーワードは何なのか注意して選定する必要があります。
利用者が入力するキーワードを設定
キーワードを設定する際の気を付けたいことは、検索サイトの利用者が検索時に入力するキーワードを選定する。ということです。
関係者内でしか使わない業界用語や専門用語を設定しても、利用者が知らない、または普段使わないワードでは、検索時に入力することは少ないでしょう。
検索サイトの利用者がどのようなキーワードを入力しているのかを知ることは、コンテンツを作成する上でも、とても重要です。
利用者が入力するキーワードを知る
検索サイトの利用者が普段使う言葉をキーワードとして選ぶことが重要であることは理解出来たと思います。が、実際に検索時に入力されているキーワードを知る方法なんてあるのでしょうか?
実は簡単な方法でキーワードを確認する方法がありますので、これからご紹介します。
検索数が多いキーワードやキーワードの組み合わせを知る方法として、「サジェスト(オートコンプリート)」と「Googleトレンド」、それから「キーワードプランナー」をご紹介します。
他にもたくさんあるのですが、ひとまず「簡単に調べることが出来る方法」と、「ちょっと面倒だけど、より詳しく調べることが出来る方法」をご紹介します。その他の方法については、「キーワードを調べるツール」として別の記事でまとめます。
サジェスト(オートコンプリート)とは?
サジェスト(オートコンプリート)とは、検索サイトの検索窓にキーワードを入力した際、自動的に関連キーワードを表示してくれる機能です。下図はgoogle、Yahoo!、Bingで「映画」と入力した際の表示例です。
サジェスト(オートコンプリート)には、利用者が入力する頻度が多いキーワードが表示されますので、メインとするキーワードとサブとなるキーワードの組み合わせを調べる際に利用できます。
Googleトレンドとは?
Googleトレンドでは、今どんな話題(ワード)が人気なのか、また、任意のキーワードがどのくらい入力されているのか、グラフで推移を見ることができます。
検索サイトを運営するGoogleのサービス。情報の信頼性も問題なし。しかも、無料で利用できます。
https://trends.google.co.jp/trends/
人気のキーワードを確認できるので、アフィリエイトをしている方も利用できると思います。
下図は「映画」と入力した際の表示例です。
残念ながらGoogleトレンドでは、任意のキーワードが検索された数までは見ることができません。検索数を確認したい場合は、次にご紹介する「キーワードプランナー」を利用します。
キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーとは、Google AdWordsで使用できる運用ツールの一つです。Google AdWordsは、Googleが提供するクリック課金広告サービスです。
広告主が広告を出す際に、どのようなキーワードで広告を出すように設定したらよいのか、キーワードを選定する際に助けてくれるのがキーワードプランナーです。
下図は「映画」「映画 名作」「映画館 東京」「映画 新作」と入力した際の表示例です。
このようにキーワード毎に月間平均検索ボリュームを見る事ができます。
広告を出していない状態では、上図のように月間平均検索ボリュームの数値範囲が幅広く表示されてしまい、あまり使えません。実際に広告を出すと、より詳しい数値が表示されるようになります。
いかがでしたか?今回はキーワードの選定についてまとめました。
自分の狙ったキーワードで検索結果に表示できるようになるには、多少のコツが必要です。色々と試して、思い通りのキーワードで狙い通りのターゲットに的確にウェブサイトを表示できるようにしましょう。