【屋根修理】屋根の寿命は素材で変わる。屋根の耐用年数・修理のタイミングは?

中古戸建

屋根修理 屋根の寿命は素材で変わる


購入する中古住宅を決定する前に、屋根の確認はしましたか?

内見で天井を見て、雨漏りのシミがないか確認することはありますが、なかなか屋根の上まで確認することは少ないと思います。

しかし、屋根の確認を怠ると購入してすぐに屋根の塗装や修理が必要になる場合があるので、しっかり確認してください。

もくじ

購入する前に屋根の状態を確認する方法

自分で屋根の上に登って確認したところで、知識がなければ問題があるのかも分かりませんし、落ちてケガでもしたら大変です。

中古住宅を購入する前に屋根の状態を確認する方法は、不動産屋に、いつ頃屋根の葺き替えや塗装をしたのか確認することです。屋根の寿命(耐用年数)やメンテナンス時期に近づいている、もしくは時期を過ぎているなんて時は注意が必要!

屋根の寿命は素材で変わる

屋根のメンテナンス時期は素材によって変わります。

日本の屋根でよく使われている素材別に寿命とメンテナンス時期、劣化の症状をご紹介します。下記の年数に近いようであれば、修理や塗装が必要な時期です。

スレート屋根

【耐用年数(寿命)】
15〜25年
【メンテナンス時期】
7〜8年
【劣化の症状】
棟板金の浮き、棟板金のサビ、棟板金の色あせ、スレート材の色あせ、スレート材の位置のズレ、スレート材の割れ、スレート材の欠け、スレート材が水分を吸収してよれる、スレート材の苔や藻

アスファルトシングル

【耐用年数(寿命)】
20〜30年
【メンテナンス時期】
20〜30年
【劣化の症状】
剥がれ、浮き、脱落

トタン屋根

【耐用年数(寿命)】
10〜20年
【メンテナンス時期】
10〜15年
【劣化の症状】
色あせ、傷、サビ、浮き、剥がれ

ガルバリウム鋼板

【耐用年数(寿命)】
20〜30年
【メンテナンス時期】
20〜30年
【劣化の症状】
色あせ、傷、サビ、浮き、剥がれ

セメント系瓦(モルタル)

【耐用年数(寿命)】
30〜40年
【メンテナンス時期】
10〜15年
【劣化の症状】
塗料の剥がれ、変色、脱色、苔、水分を吸収することによる耐久性能低下

粘土系瓦(日本瓦)

【耐用年数(寿命)】
50〜100年
【メンテナンス時期】
20〜30年
【劣化の症状】
歪み、割れ、欠け、漆喰の剥がれ、漆喰の崩れ

実際に屋根修理をしました

中古戸建を購入した私が、なぜ屋根修理をすることになったのか。
また、屋根修理業者をどうやって決めたのかご説明します。

屋根を修理したきっかけ

きっかけは、近所で屋根修理をしていた業者さんが突然訪ねてきたことです。
ウチの屋根の一部が外れそうになっていたので、知らせに来てくれたとのこと。

『それって、よくある詐欺の手口じゃないの?』と、かなり警戒していたのですが、実際に見てみると確かに外れそうになっている箇所がありました。

屋根修理の見積もりをとってみると

早速、わざわざ教えにきてくれた業者さんで見積りをとったのですが、修理した場合100万円くらいかかると言われ、かなり困りました。
というのも、中古とはいえ、家を購入したばかりでお金も無かったので、100万円の出費は痛いです。

仕方なく、ネットで検索して他の業者にも現地調査と見積りをお願いしたのですが、どの業者も見積り価格は100万円以上、、、。

屋根修理屋への不信感

なぜ、どの業者も同じ価格帯なのか。中には現地調査をせずに100万円くらいと伝えてくる業者もありました。
適正価格なのかもしれませんが、ちょっと怪しいなぁとも感じました。

見つけた!見積もり約半額!

それでもめげずに屋根修理業者を探し続けて、やっと見つけました!!

これまで見積もりをとった業者と違って、丁寧に相談に乗っていただき、10年保証も付いて、見積り額も他社に比べて約半額!即決でした。(現地見積もり無料でした)

屋根修理の仕上がり

私の家は「屋根カバー工法」という方法で、既存の屋根の上に新しい屋根をかぶせる方法で修理をしました。

修理前の屋根はスレート屋根でしたが、価格と耐用年数を考慮して、素材はガルバリウム鋼板にしました。

修理にかかった期間は約10日。仕上がりを見て大満足!
安かろう悪かろう、ではなくてよかった(笑)

しかも、屋根だけではなくて、足場を組んだところから手の届く範囲で、外壁のひび割れ部分もサービスで補修してくれました。
作業員の方々も、人柄の良い方ばかりで、近所の評判も良かったようです。

まとめ

家を購入する際に外壁や室内はチェックしたのですが、屋根の上までは見ておらず、気にも留めていませんでした。

中古住宅の購入を検討されている方。屋根は要チェックですよ!

施工していただいた会社は、横浜市を中心に神奈川・東京を対応エリアとしている会社。なぜ他社に比べて安いのか聞いてみたところ、完全自社施工というのが一番の理由のようでした。

もし神奈川・東京エリアで屋根修理を検討中の方がいたら、施工していただいた会社をご紹介できますので、コメントでご連絡ください。



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