「Apple ID 情報が更新されました。」という件名のメールが届きました
みなさん、こんにちは。
突然ですが「Apple ID 情報が更新されました。」という件名でメールが届いたことはありますか?私は今日届きました。
Apple ID 情報を更新した覚えがないので、どうせフィッシングメールだろうと思いましたが、もし、アカウントIDやパスワードが流出し、本当に情報が更新されていたら、、、。
このままでは不安も残るし気持ちが悪い。何も対策せずに放っておいて後悔するのも嫌なので、届いたメールについてAppleサポートに確認を取りました。
今回は、私がAppleサポートに確認した手順とサポートに電話をしてわかったことをまとめておきます。
目次
- フィッシングメールとは
- Appleサポートに確認する手順
- 偽メールかどうかを判断する2つのポイント
- Appleサポートの案内はテキトーだった
- 結論
フィッシングメールとは
フィッシングメールを知らない方のために簡単にご説明しておきます。
フィッシングメールとは、送信者に成りすましてメールを送りつけ、悪意のあるウェブサイトへ誘導させたり、アカウントのIDやパスワードを盗むなどの危険なメールです。最近では、楽天、amazon、アップルの成りすましが増えているようです。
Appleサポートに確認する手順
- Appleの公式サイトを開く(https://www.apple.com/jp/)
- ヘッダーナビの「サポート」を選択(https://support.apple.com/ja-jp)
- フッターメニューの「つながる」にある「電話番号」を選択(https://support.apple.com/ja-jp/HT201232)
- 「アジア太平洋」にある「日本」に記載されている電話番号に電話をする(https://support.apple.com/ja-jp/HT201232#asia)
偽メールがどうかを判断する2つのポイント
Appleサポートに電話をしたところ、偽メールかどうかを判断するポイントを2点教えてもらうことができました。
ポイント(1)メールの本文
Appleから個人宛にメールを送る際は、本文の始めに必ず相手の名前を記載するそうです。今回の偽メールは「お客様各位」となっていました。
ポイント(2)差出人のメールアドレス
Appleから届くメールは、メールアドレスの@マーク以降が「apple.com」のみであり、余計な文字は入らないそうです。
今回の偽メールは「no_reply@email.apple.com」となっていました。
上記2つのポイントをサポートから案内してもらったのですが、サポートとの電話を切った後、すぐに上記2つのチェックポイントは当てにならないことが判明しました。
Appleサポートの案内はテキトーだった
偽メールを判断するポイントを2点、Appleのサポートに案内していただいたのですが、残念ながらその案内は2つとも正確ではありませんでした。
不正確な案内(1)
Appleサポートから私宛に届いたメール本文の始めが「お客様へ」となっていました。
てっきり「◯◯◯◯様へ」というように私の名前が入って届くものと思っていたのですが、サポートが案内してくれたような「個人名を記載しているメール」ではありませんでした。
不正確な案内(2)
今回届いた偽メールの差出人は「no_reply@email.apple.com」でした。私は、サポートの案内から、@マークの後に「email.」という余計な文字が入っているので、このメールは偽メールなのだと思いました。しかし、残念ながらこの案内も正確ではありませんでした。
というのは、「偽メールをAppleに報告する為の方法」が書かれたメールをAppleサポートから私宛に送っていただいたのですが、そのメールの差出人アドレスは「noreply@email.apple.com」となっていて、@マーク以降が偽メールと同じだったからです。
※偽メールの差出人アドレスは「no_reply@email.apple.com」
※Appleサポートの公式アドレスは「noreply@email.apple.com」
偽メールアドレスとApple公式メールアドレスとの違いはわずかなもので、偽メールアドレスには「no」の後に「_」が入っているだけでした。
結論
当たり前ですが、自分の思い込みや勝手な判断で偽メールと決めつけてしまうのは良くありません。
手間ではありますが、公式のサポートに電話をして確認することが大事です。
今回は、Apple公式サポートから案内された内容に誤りがあった為、Apple公式サポートからのメールもフィッシングメールではないかと身構えてしまいましたが、結果偽メールであることが分かりましたし、今後、同様のメールが届いたとしても、焦らずに対処できるようになったと思います。
Appleのサポートの方、電話対応はありがたいのですが、案内する情報は正確にお願いします。
最後に、偽メールが届く前に設定している自分のIDとPASSWORDでAppleにログイン出来るのか、実際に確認することをお忘れなく。