【Adobe】動作の重いIllustratorやPhotoshopを軽快に!原因と解決方法
パソコンのスペック(CPUやメモリ)は十分なのに、AdobeのIllustratorやPhotoshopの動作が重いという症状で困っていませんか?
今回はAdobeの動作が重くなる原因と解決方法をご紹介します。
動作が重い原因は環境設定ファイルの破損
パソコンにインストールされているAdobe以外のアプリケーションは正常に動作するのに、IllustratorやPhotoshopでは、文字を入力するだけでも時間がかかるなどの症状が出ている場合は、IllustratorやPhotoshopの環境設定ファイルが壊れている可能性があります。
環境設定ファイルを削除することで問題が解消する場合がありますので、原因が分からず困っている方は試してみてください。
環境設定ファイルの削除方法
私がMacユーザーなので、下記はMacでの説明になります。
Oprionキーを押しながら「移動」メニューを選択すると「ライブラリ」メニューが表示されます。
「ライブラリ」メニューにある「Preferences」フォルダにはAdobeのIllustratorやPhotoshopの環境設定ファイルが格納されています。
例)Illustrator2021なら
「Adobe Illustrator 25 Settings」というフォルダ名です。
※フォルダ名は「アプリ名」「バージョン」「Settings」となっています。
このフォルダを丸々ゴミ箱に捨ててください。ゴミ箱に捨てた後でIllustratorやPhotoshopを起動すると削除したフォルダが自動的に「Preferences」フォルダに作成されます。これで破損したファイルが新しい状態に戻ります。
Windowsの環境設定ファイルの格納場所は下記ページで確認できますので、参考にしてください。
■環境設定ファイルの保存場所
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/cq02162112.html
環境設定ファイルを削除する際の注意点
Settingsフォルダを削除すると、保存したアクションやプリセットも削除されますので注意してください。