Photoshopで写真を合成!マイクラの草ブロックをリアルに再現してみた
Adobe Photoshopを使って、写真を合成する方法をご紹介します。別々の写真素材を簡単に合成できるので試してみてください。
マイクラの草ブロックをリアルに作る
今回はマインクラフトでおなじみの「草ブロック」をリアルに再現してみます。
使用する写真素材は、ざらざら感のある土の写真と、草の写真です。今回は「写真AC」からダウンロードしてきました。
作り方の手順
草ブロックを作る手順は、以下の4手順です。
- ・「長方形ツール」で立方体を描く。
- ・「レイヤーマスク」を作成する。
- ・画像を「レイヤーマスク」で切り抜く。
- ・「調整レイヤー」で画像の色を補正する。
それでは、実際に作っていきましょう。
「長方形ツール」で立方体を描く
長方形ツールで立方体を描く方法をご紹介します。
- ・Photoshopで新規ファイルを開き「長方形ツール」で正方形を描きます。
- ・作成した長方形の右辺を「パス選択ツール」で選択し、垂直に上へ移動します。
- ・作成したレイヤーを複製し、平行方向に反転します。
- ・最初に作成した、右側の長方形が描かれたレイヤーを選択して、⌘+Jでレイヤーを複製します。
- ・複製した長方形の底辺をパス選択ツールで選択し、左側の長方形の頂点に揃えます。
手順を紹介する動画も作成したので、細かな手順はそちらをご覧ください。
「レイヤーマスク」を作成して画像を切り抜く。
次に、レイヤーマスクを作って、画像の必要な部分だけを表示させる準備をします。
- ・マスクをかける形を描いたら「レイヤーサムネール」を⌘を押しながらクリックします。
- ・選択範囲が作成されたら「レイヤーマスク」を追加します。
- ・マスクの形を変更したい場合は、レイヤーマスクのサムネールを選択した状態で、描画色を黒にし、ペンツールなどで好きな形にマスクを塗ります。
手順を紹介する動画を作成したので、細かな手順はそちらをご覧ください。
画像を「レイヤーマスク」で切り抜く
レイヤーマスクが出来上がったら、作成したレイヤーマスクで画像を切り抜きます。とても簡単なので覚えておくと便利です。
- ・作成したレイヤーマスクの上のレイヤーに、切り抜きたい画像を追加する。
- ・画像のレイヤーを右クリックして「クリッピングマスクの作成」を設定する。
画像を切り抜くというよりは、不必要な部分を隠している状態です。
手順を紹介する動画を作成したので、細かな手順はそちらをご覧ください。
「調整レイヤー」で画像の色を補正する。
次に、切り抜いた画像の色を調整します。
- ・画像レイヤーを選択した状態で「調整レイヤー」を追加します。
- ・「レベル補正」を使って、色に深みを出します。
- ・「カラーバランス」を使って、好みの色合いに調整します。
手順を紹介する動画を作成したので、細かな手順はそちらをご覧ください。
上記手順で、右側、左側、上側の各パーツを作成します。
最後に作成したパーツを組み合わせて、影をつければ、リアルな草ブロックの完成です。上側の草レイヤーを一番上にすると簡単に組み合わせできます。
まとめ
作成時の注意点というか、コツとしては、仕上がりサイズよりも大きいサイズで作業を行い、最後に仕上がりサイズに縮小することです。
大きいサイズであれば、作業がし易くなり、大雑把にレイヤーマスクを作成しても、最後に縮小することで、粗が目立たなくなります。ディテールも細かくなって、一石二鳥です。
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