中古戸建の雨漏り。黒い粉とシロアリの関係。屋内補修と外壁防水塗装まですることに

中古戸建, 出来事

雨漏りとシロアリの関係。黒い粉はシロアリの糞の可能性あり!

突然ですが、総額約135万円の痛い出費です、、、。

今日は、雨漏りシロアリについてのお話です。

私のように中古戸建てを購入された方にとっては、とても大事な内容なので、ぜひ最後までご覧ください。私と同じ目に合わないことを願って、記事に残しておきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

始まりは壁のシミ

ある日、1階リビング天井付近の壁を見ると、雨漏りしたようなシミが広がっており、壁紙下の石工ボードも少し膨れて、壁紙にヒビが入っていました。

普段開けないカーテンに隠れる位置だったので全く気づかず、かなり大きなシミでした。

大きな台風もあったので、その際に雨漏りしたのだと思います。すぐに補修すればよかったのですが、金銭的な余裕もなかったので、しばらく様子を見ることにしました。

この判断が失敗でした、、、。

窓枠付近に謎の黒い粉

しばらくすると、シミがあった壁付近の窓枠あたりに黒い粉のようなものが落ちていることに気づきました。(黒い粉の写真を撮影して無かった)

窓枠は木製で、よく見ると小さな穴がありました。どうやらそこから黒い粉のようなものが出てきているようです。

黒い粉はネットで検索しても“コレだ!”という情報も見つからず、壁のシミ同様にこちらも様子を見ることにしました。

判断の失敗2回目です、、、。

突然の羽アリ発生

最初に壁のシミを見つけてから3ヶ月経ったくらいでしょうか。

2階ベランダの壁に多数の羽アリが!?

家を購入してから1匹も見たことのない羽アリが、突然100匹くらい壁に密集していたのです。

羽アリが集まっている部分を見ると、1階リビングの窓枠にあったような小さい穴が開いており、そこを中心に羽アリが密集していました。

呆然と見ていると、その小さな穴から更に羽アリが出てきています。

壁の中には羽アリがまだまだいるようです。

もしやと思い、1階リビング窓枠の穴も確認すると、やはりそこにも無数の羽アリが、、、。(1階リビングにいた羽アリは2重窓の中にいたので、リビング内にはいませんでした)

もう様子を見ている余裕はなく、すぐに害虫駆除の業者を探しました。

害虫駆除の業者に確認してもらったら

ネットで検索して害虫駆除業者を探し、すぐに見にきてもらったところ、羽アリは『ヤマトシロアリ』であることが判明。

業者の方に聞いたところ、シロアリは湿気の多い縁の下の木材が腐ってしまった場所に集まってくるそうで、そこから上へ登ってくるそうです。登ってくる高さは縁の下の地面から約1.5メートルくらい(柱などの木材が腐ってところまで)だそうです。

しかし、うちの場合は2階のベランダ付近にシロアリが。

なぜこんな高い位置にいたのでしょうか?

その理由は、2階ベランダから雨漏りをしていたためでした。

2階ベランダ付近から1階リビングの窓枠付近までの柱が腐っており、羽アリが2階に飛んできて、2階から1階リビングへと腐った木材を食べていたのです。

窓枠付近に落ちていた黒い粉のようなものは、シロアリのフンでした、、、。

シロアリ駆除と内装補修

さっそくシロアリ駆除と雨漏りしていた部分の防水、リビングの壁の補修しました。

2階ベランダの防水、シロアリの駆除、1階リビングの補修、天井裏と床下の点検口の作成など、全て合わせて55万円かかりました、、、。

問題はまだありました。

今回雨漏りした部分を特定し、防水工事をした訳ですが、うちは築30年以上の中古戸建て。いたる所が老朽化しており、タイルでできている外壁にはヒビ割れも少なからずあります。

その外壁のヒビ割れから今回とは別の場所に雨漏りが発生すると、同じことの繰り返しになってしまうため、外壁全体の防水もしなければ安心できない状態でした。

外壁全ての補修を決意

今回のように雨漏りからシロアリ発生となってしまっては、また余計にお金がかかってしまうため、全ての外壁を補修することにしました。

タイル部分の外壁防水塗装(セブンS)、モルタル部分の外壁塗装、雨樋などの塗装など、全て合わせて約80万円。

痛すぎる出費でしたが、これでも10社近く見積もりをして、かなり費用を抑えました。

まとめ

異変に気づいたら、すぐに業者に確認してもらってください。今回確認と見積もりをお願いした業者は、現地確認と見積もりまでならどこも無料でした。

シロアリ駆除業社を探す際、気を付けたのはリフォーム業と害虫駆除の両方に対応している業者を探すことでした。別々の業者に依頼するよりもコストを安く抑えられると思います。

それから、外壁補修・塗装は、必ず複数の業者で見積もりをとってください。

複数の業者に見積もりをとることで、料金が下がることはもちろん、様々な情報も得られるので、自分の家にあった施工方法を選ぶことができます。業者のいいなりではなく、自分が納得した上で施工していただくことは重要ですね。

外壁は色々な施工方法がありますが、うちはタイルの面積が多かったため、セブンSという塗装にしました。防水もできるし、乾くと透明になる塗装なので、元の家の雰囲気を壊すことがありません。セブンSは高層ビルにも使われていて、地震などの揺れにも強い特徴があるため選びました。

現在は、全ての補修が完了し、最近降った強い雨でも問題なく暮らしています。

中古戸建を購入した方々に役立つ情報になっていれば幸いです。

エルセーヌ特集

カテゴリー

よく読まれている記事